患者様との対話を大切にした診療

腎臓に関するお悩み、気になる症状がある方は
お気軽にご相談ください。

腎臓に関する病気は、それぞれ原因や症状・経過が異なるため、治療方法や薬も様々になります。
むくみや頻尿等の気になる症状がある、健康診断の数値が気になるといった場合は、遠慮なくご来院ください。

当院の診療内容と受診の目安

腎臓に関する病気は、初期症状がわかりにくいことが特徴です。
明確な自覚症状が感じられなくても、以下のような場合は受診いただければと思います。

  • 健康診断結果の数値が気になる方

    健康診断や、かかりつけの血液検査での数値が気になる方。
    また、他の医療機関等で腎臓が悪いかもしれないと言われた患者様からのご相談を受け付けております。

  • むくみや倦怠感などの症状が
    気になる方

    ・足や顔のむくみが強い
    ・倦怠感がある
    ・頻尿、夜間尿、尿量が多い/少ないなど

    上記のような症状が数ヶ月続く場合はご来院ください。
    症状によって、CT検査や血液検査などを行います。

  • 自分に人工透析が必要なのか
    知りたい方

    他の医療機関を受診していて「人工透析が必要」と言われたが、本当に必要なのかどうか分からない、もう少し詳しく知りたいといった方からのご相談も受け付けております。

上記以外の場合でも、腎臓に関して気になることがある場合には遠慮なくご来院くださいませ。

主な腎臓関連の症状

下記は、腎臓関連の症状の一例となります。
腎臓とは関係ない原因ということもありますが、症状が続く・気になる場合は勇気を出して医療機関で血液検査・尿検査を行なってみてください。

  1. むくみ

    腎機能が低下すると、体内に余分な水分がたまり体がむくみます。
    足など部分を指で10秒以上強く押え、指の跡がへこんだまま戻らない場合はむくんでいる状態となります。
    ただ、腎臓以外の原因でむくむ場合もあります。気になる場合はお気軽にご相談ください。

  2. 倦怠感

    腎機能が低下すると、尿から不要な毒素が外に出せず溜まります。
    すると、倦怠感・疲れやすさを感じることがあります。

  3. 貧血

    腎機能が低下すると、エリスロポエチンという血液をつくるホルモンの量が減るため、貧血を起こしやすくなります。
    貧血は徐々に進行するため、気がつかないこともあります。
    定期検査で行われる血液検査のヘモグロビン濃度を確認することで貧血の有無が分かりますので、貧血気味かもしれないと気になる方は検査結果を目安にできると良いでしょう。

  4. 頻尿・夜間尿・尿量が減る

    腎機能が低下すると、尿を作る能力が衰えて尿量が減少します。
    また、摂取したナトリウムを日中に排泄しきれず、夜間にナトリウムを排泄しようとすると夜間多尿となることもあります。

    頻尿は、1日8〜10回以上、夜間2回以上トイレに起きる状態を言います。尿を濃縮する機能が低下することで発生します。
    頻尿の場合、膀胱炎や糖尿病といった他の病気も考えられますので、症状が続く場合は気兼ねなくご相談ください。

  5. 尿の泡立ち

    腎臓からタンパクが異常に漏れている場合、尿が泡立つといった症状が現れます。
    定期検査等の尿検査で指摘があった場合や、自分の尿に違和感を感じる時などは、お早めに受診してください。